舞台公演記録のアーカイブ化のためのモデル形成事業
ドーナツ・プロジェクト連続講座全12回講座
第1回 「モノからコトへのアーカイブ」
ドーナツ・プロジェクト立ち上げメンバー岡室美奈子(文化推進部参与)よりご挨拶と本講座の趣旨についての説明
デジタルアーカイブ室中西によるモノのアーカイブから”コト”のアーカイブへ、考え方の転換についての問題提起
第2回 「舞台芸術とアーカイブ―演劇にとって記憶とは何か?」
講師:吉見俊哉先生(東京大学大学院情報学環教授)
第3・4回 「創作過程で(偶然/必然)に派生するアーカイブ(制作者の範疇より)」
講師:坂本もも氏(合同会社範宙遊泳代表・範宙遊泳プロデューサー/ロロ制作)
第5・6回 「魅せる価値のカタチ – 新たな舞台芸術アーカイブの在り方について –」
講師:福井学氏(株式会社ネクステージ代表取締役)
第7・8回 「プロセスとしての舞台芸術アーカイブ(創作者の目線から)」
講師:木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎)
第9回 「舞台と配信の契約処理について」
講師:福井健策先生(弁護士・ニューヨーク州弁護士 骨董通り法律事務所代表パートナー、一般社団法人EPAD代表理事、緊急事態舞台芸術ネットワーク常任理事)
第10回 「舞台と配信の著作権の基礎・契約処理について」
講師:田島佑規先生(弁護士 骨董通り法律事務所、EPAD権利処理チーフ、緊急事態舞台芸術ネットワーク)
第11・12回 ワークショップ「舞台芸術アーカイブの活用ワークショップ」
まずは元演劇博物館助教の後藤隆基氏(立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター助教)と半田桃子氏(株式会社momocan)による、自己紹介を兼ねた舞台芸術アーカイブの活用の取り組みについてのお話。
受講生による課題発表ののち、グループワークをおこなった。
グループワークで得た気づきを全員で共有したのち、アドバイザーとしてご参加いただいた吉見俊哉先生よりコメント。
その後、それぞれのテーマに基づき、アドバイザー・受講生交えてディスカッションを行った。
演劇博物館館長の児玉竜一より修了証の授与。